2014年3月17日月曜日

リメイクネックウォーマー

サイズアウトしたベビー服(カバーオール)で作った、マフラー&ネックウォーマーたち。


昔から冷え性&おなかが弱いたちで、冬場はヒートテックに腹巻きもレッグウォーマーもして
カイロまで貼っているにも関わらず、とにかくすぐに腹をこわすのですが
首に何か巻いて冷やさないようにしてみたらかなり改善しました。
着る毛布とかマントもいいんだけど、家事育児中は動き回るのでちょっと邪魔がちだし。

フリースのネックウォーマーはおばあちゃんみたいでダサいけど、
まーどうせ室内用だし、それ以前にいつもクソみたいな授乳服着て乳首放り出してるんで
もはや見た目でなく機能のみを重視しております…。


まず最初に、本来は娘のための子供用マフラーとして作ったのがこれです。
<材料:表=ベビー用冬物カバーオール(ベージュで手足が白のモコモコ素材)、
裏=ベージュと黒のチェック柄ニットワンピース、綿、木のボタン>

作り方は基本、長方形に切ってミシンで縫い合わせて表に返して綿入れるだけです。
白い部分はベビー服の袖の縫い目をそのまま流用して、まっすぐな筒になるよう切っただけ。
いつも通り、布端の始末?そんなもんはしねえ!!! がモットーです。
そんな毎日洗うものじゃないし、洗う時はネット入れるか手洗いするからいいの!


で、これを部屋の中で巻いてたらかなりあったかいぞ、ということに気づいたので
もう少し動きやすいものが欲しいと、ちょうど新生児サイズを脱却した
次男のベビー服をザクザク切って、ネックウォーマーを作ってみたのがこちら。
<材料:表=アウターの冬物カバーオール(フードにクマ耳がついた白のモコモコ素材)、
裏=こげ茶色ノースリーブニット、飾りポンポン=オレンジ色フリース>

作り方は、ベビー服の胴体部分、およびノースリニットの胴体部分をぶった切って
横長に開いた状態にし、中表に重ねて上と下の二辺をミシンでダーッと縫って筒状にしたら
表に返し、ベビー服のスナップが外に出るようニットの端を中に折り込んで
手縫いでまつる。最後に折り込んだ縫いしろ部分を押さえるように
ぐるりと一周ミシンで縫って完成。

書き方が大雑把ですみませんが、そもそもこれ読んで私もやってみようなんて奇特な方が
存在するかどうかもわからないのに、手順解説図まで描こうとすると
いつまでたってもブログ更新できないんで諦めました…
つまり、ベビー服の外周とスナップ留めの部分をそのまま使い、
ニットを裏地のようにつけた感じです。
こちらが着用したところ。
上がスナップを全部留めた状態で、下がスナップ1個だけ留めて肩にかけた感じです。
アウターの外周そのままだと、首に回したときスヌードっぽくゆるゆるなので
背中の真ん中から縫い縮めてもっとタイトに作った方がネックウォーマーらしいかも。

あと、飾りとして付けたオレンジ色のポンポンは、正月用もちぐるみの上に乗っかってる
橙と同じ生地&同じ作り方であります。
赤子を抱くと、このポンポンにものすごく集中して遊んでくれます。


上記のものはわりと使いやすい感じの仕上がりでしたが、問題が一つ。
冬用アウターの生地だから、室内だとちょっと暑いんですよね。首が汗ばんでしまう。
そこで今度は、もう少し吸湿性や肌当たりのよい素材を使ってみました。
まずは男児服で…
<材料:表=フリースボーダー柄のオール、裏=ダブルガーゼ生地の水色のコンビ肌着>

それからもういっちょ、今度は女児服で…
<材料:表=厚手ガーゼ生地の花柄のオール、裏=ダブルガーゼ生地の薄紫のコンビ肌着>

どちらも作り方は同じで、中表に合わせて上と下をミシンかけて筒状にしてから
表に返して、ベビー服のスナップが外に出るように手縫いでまつり、
縫いしろをミシンで一周押さえて制作しました。
どうも私はコンビ肌着というやつをあまり使わないので、人様から戴いたりしても
ほとんど着ずに綺麗なままだった肌着を、無駄に捨てることなくガーゼ生地として
転生させられたのが嬉しかったです。


これで一応洗い替えも含め実用に足りたので、本当はデザイン的に
外出にも使えるぐらいのきちんとしたネックウォーマーを作りたい気持ちもあるんだけど、
春の足音が近いこともあって今シーズンはここで終了。


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これは経産婦なら誰でもある程度当てはまると思うんだけど
妊娠出産育児を越えていく中で、昔の服って、着られなくなっていくじゃないですか。
体重は戻ったようでも体型が変わったり、年齢的にこのデザインはもう無理かなとか。
同時に子供服が増えて、たいがい自分の服の棚卸し大処分を行わなきゃいけなくなる。

私の場合はその断捨離ブームと、育児中ろくに動けない中でもできる
趣味としての手芸が合体し、最近は古着古布のリサイクルばかりしています。
たまに行く古着屋もね、洋服としてみるとカスみたいなもんでも、手芸素材としてみると
宝の山だったりするから面白いんですよ。かわいいボタンが8個もついて200円!みたいな。

まー本来貧乏症だからなんですけど!
実際の金額どうこうより「無駄にしなかった・得した感」を楽しんでいるだけなのかもしれません…

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