2014年3月30日日曜日

真・古布転生

古布リサイクル手芸シリーズ、今回はテーブルクロスの再利用がテーマです。


元は新婚時代、二人用の小さなダイニングテーブルに合わせて購入した
自然な風合いの木綿のテーブルクロス。
今にして思えば当時、ダイニング関連はほぼ夫の趣味100%で揃えてあったんだなー。
休日には二人でLOFTへテーブルや食器を見に行った、そんな時代もありました…

6~7年ほど使用して、いい加減いろんなシミなどもついてはいたけれど
引越してテーブルを買い替えて以降もなんとなく捨てられず、死蔵されていたものを
産後の断捨離キャンペーンに便乗してリメイクすることにしました。


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まずは手芸屋のワゴンセールで280円で投げ売られていた
ベビー用ダブルガーゼのハギレと合体させた、ワイヤー入り授乳ケープ。
<材料:テーブルクロス(表地&紐)、ダブルガーゼ生地(裏地)、スナップボタン、
100円ショップのO型便座カバーのワイヤー、レースリボン、古着の飾りボタン>

ワイヤー入りの授乳ケープ、一人目の時には素敵なやつを買ったんですけど
妹の出産時にプレゼントしてしまい、今回三人目のために再度必要になるにあたって
あんなに単純な構造のものなのに、当時5000円ぐらいしたことを考えると
できれば自分で作りたいなーと思ってたんですよね。

そこで手作りした方のブログなどを見て、O型便座カバーのワイヤーが使えるという
耳より情報を入手し、古布で作ってみたというわけです。
確かにこのシリコンぽい素材のワイヤー、軽くて適度な弾力があり切断も簡単で扱いやすく
何より手芸用ワイヤーをわざわざ探すほどじゃない場合にも即座に入手できるので、
もし作ってみたいという方はぜひお試しあれ~。

作り方の概要は、ただ2枚の布を長方形に縫って紐をつけ、
胸の部分(首にかける紐を縫いつけた位置の間)の折り返しに
洗濯の際にワイヤーを出し入れできるよう穴を開けておくだけ、というシンプルさ。

ワイヤーを本体の折り返し部分よりも少し長めにカットして穴から差し込むだけで、
胸の前に自然にカーブがつきます。
このカーブのおかげで、授乳中も赤子の顔が上から覗けるし
赤ちゃん側もお母さんの顔が見えるので嫌がりにくいのですね。

首にかける紐にはスナップを2個つけ、長さを二段階調節できるようにし
また横がめくれるのを防止するため、背中にも短い紐とスナップボタンをつけました。

エプロンのように背中まで覆ってボタンをとめれば、抱っこ紐で歩く際の
日除け風除けとしても機能するので、低月齢のうちは授乳時以外でも結構使います。
だからもしこれから授乳ケープの導入を検討されている方がいらしたら、
作るにしても買うにしても、特にご自分の春夏の服装に合わせやすいよう
シンプルかつ薄手で大きめのものを選ぶのがよいと思いますよ。


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さて、ケープにはクロスの中でも比較的きれいな部分を使ったので
残りの布はコーヒーカップ型の丸いシミなどがついた
いよいよボロキレと呼ぶにふさわしい代物ですが、
生来貧乏性のわたくし、これにも使い道を見出しました。
洗濯物干しに使うピンチや布団たたき、ハンガーなどを入れておく大きな手提げです。
<材料:古いテーブルクロス(表地&紐)、緑のランチョンマット(紐飾り)、
幼稚園グッズの残りのキルティング(裏地)、100円ショップの花モチーフ飾り>

それまで物干しグッズ入れにはIKEAの青いショッピングバッグを使っていたんですが
劣化が激しくボロボロになってしまったので、代わりに似たような形の袋物がほしいなと。

これはもう完成サイズとかほとんど考えず、適当~に制作しました。
毎日こまめに洗うようなものではないから、厚いキルトを裏地にし、紐もぐるりと底を通して
底にはマチをとり、ある程度重いものをたくさん入れておいても
長期間耐えられるよう丈夫なつくりにしました。
持ち歩くには形がだらーんと横長で持ちづらいけれど
窓辺に下げたまま、ベランダから手を伸ばしてハンガーやらを取るのには
このだらしない口の開き方がちょうどいい感じなのです。

写真ではあまり写っていませんが、よく見るといろんなシミがついてます。
でもこれで本当に残らず使うことができたので、余は満足である!


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このテーブルクロスは、無印良品とAIGLEが大好きな夫の
ナチュラル・シンプル・アースカラー嗜好の、いわば象徴みたいなものです。
まあ私も別に嫌いじゃないからいいんだけど
たまには原色サイケ柄や、エスニックや純和風インテリアなんかもやりたいし
娘の部屋ぐらいはガーリーピンクで統一したりしてみたいんですけどねー。
どうも栗原はるみ的な、ナチュラルな白木の空間以外はイヤだっていうのよねー。
独身時代の二人のアパートを比較すると、どう見てもちゃぶ台と火鉢に暖簾の私の部屋よりも
家具は無印、家電は白、ファブリックは淡いグリーンで統一した夫の部屋の方が断然女子っぽいという…。

次に自分の趣味のインテリアや雑貨を飾ることができるのは、子供達が独立してからか…
俺、この子育てが終わったら自分だけの部屋で好きなだけおかんアート作るんだ…!


2014年3月28日金曜日

くまちゃんぬいぐるみ

古布リメイク手芸、今回は微妙なぬいぐるみです。

こぐまちゃんシリーズの絵本、ご存じの方も多いと思われますが
私も個人的に大好きで何冊か持っています。
あの鳩みたいなシュールな目と、色使いがいいんですよね…

たまたま古着のモコモコフリースの上着をなにか再利用できないかと眺めていて、
グレーと白の組み合わせでできるもの…あっ。と思い出したのがきっかけで
2体のそれっぽいぬいぐるみを作りました。
パーツの形はわざと不揃いに。
<材料:グレーと白のフリース上着2着(本体)、緑のポロシャツとピンクの厚手カットソー(服)、
Tシャツ各種(くるみボタン)、オレンジと黒のフェルト(顔のパーツ)、綿>
材料は全部古着!買ったのは100円ショップのくるみボタン作成キットとフェルトのみです。

ペラい
作成は2枚ずつパーツを切り出して縫い合わせて綿を詰めるだけ、と極めてシンプル。
よって真横から見るとペラペラで、自立はできません。
(ハギレを詰めて下腹部に重心を持ってきているので、椅子に座らせるのは可能)
昔読んだアランジアロンゾのキャラぬいぐるみ本がこの方式だったのを真似しましたが
逆にこのくたっとした感じがキャラに合っているような気がします。

あまり大きさとか深く考えずに作って、全長は35cmぐらい。
キャラクターのバランスとしてはボタンに対して本体がもう少し小さい方がよかったような
気もするけれど、大きいのを子供が抱えると可愛いのでまあよしとします。

さいわい娘はこれを気に入ってくれて、一緒に寝たり、手を握って歩いたりしていますが
その姿はテディベアを抱えた欧米の幼女というよりも、むしろ諸星大二郎のクトゥルーちゃんに近いような…。


そしてぬいぐるみ本体よりもだいぶ後になってから製作したのが
『しろくまちゃんのほっとけーき』に登場したストライプのエプロン!
こぐまちゃんシリーズの中でも一番有名な絵本ではないでしょうか。
読むと親子一緒にホットケーキを焼きたくなります。

で、エプロンはずっと欲しかったんだけど、オレンジと白のしましまの布が入手できず
かといって、このために新品の布を1mきざみで買う気は全くなかったので
ずっとリサイクルショップでそれとなく探した結果、一年以上経ってとうとう見つけたのです。
しかも100円!ひゃっほう!
ちゃんとポケットもあるよ
<材料:白とオレンジのストライプ柄キャミソール(表地)、Tシャツ(裏地と紐)、スナップボタン>

のびのびになった古いジャージ素材のキャミとTシャツを2枚重ねて、
送り押さえとかしつけとか一切せず無理やり一気に縫ったため
裏から見るとこのようなひどい有り様で、しょせんおもちゃって感じですが。
Tシャツの柄が斜めに入っていることからも、限られた布で作ったことが推測できるかと…。
いやあでも古着屋でこれ見つけた時は嬉しくて小躍りしたわー。
急がなかったかいがあったわー。

これを作ったことでぬいぐるみにお着替えとおままごとの要素が加わって
子供達もよく遊んでくれるようになりました。
たまに食事中だと思ってたら、変わり身の術でくまちゃんが座っていることがありますが…



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えー今回はですね、版権物なんで微妙な表現になっております。

公式グッズのぬいぐるみがちゃんとあるんだけど
どうも表情がミッフィーっぽく可愛くアレンジされちゃってるのが気に食わなくて
こぐまちゃんといえば無愛想な口とイッちゃってる鳩の目だろう!ということで
自分で作ってみたわけですが、
これでもまだ黒目がちでちょっと違うなーと思っているため
今はもっと小さなマスコットを作ろうと、生地だけ裁断して取ってあります。
できたらチェーンつけてかばんに下げよっと。ぬふふ~


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「あっそうだ、あとで時間ができたらあれやろう、わーい楽しみ~」
と考えただけで少し気分が向上する事柄を複数持つのは、
常にタスクに追われストレスにさらされ、眠れず自由に外に出ることもできず
疲れている育児中の専業主婦にとって実はだいじなことです。
ずっと家にいると気分転換しづらいからねー。

旅行のような大きなことは中々実現できないけれど、
日常のごく小さなこと、たとえばちょっといい入浴剤を使うとか、小説を少しずつ読むとか
パンを捏ねるみたいなことでストレス解消になればしめたものです。

妊婦といえば編み物ばかりしてるイメージって、そのへんも関係している気がするな。
だって安静指示とかになっちゃったら本当に何もできないもんねぇ。

というか私自身、そういうのが何もないと、大きな音を出せずお酒も飲めない今、
楽しみが「食べること」だけに傾いてしまうのでとても危険なのです!
離乳食が進むにつれて私の体重がまったく減らなくなったため
そろそろ焦っております…う、運動を……

2014年3月17日月曜日

リメイクネックウォーマー

サイズアウトしたベビー服(カバーオール)で作った、マフラー&ネックウォーマーたち。


昔から冷え性&おなかが弱いたちで、冬場はヒートテックに腹巻きもレッグウォーマーもして
カイロまで貼っているにも関わらず、とにかくすぐに腹をこわすのですが
首に何か巻いて冷やさないようにしてみたらかなり改善しました。
着る毛布とかマントもいいんだけど、家事育児中は動き回るのでちょっと邪魔がちだし。

フリースのネックウォーマーはおばあちゃんみたいでダサいけど、
まーどうせ室内用だし、それ以前にいつもクソみたいな授乳服着て乳首放り出してるんで
もはや見た目でなく機能のみを重視しております…。


まず最初に、本来は娘のための子供用マフラーとして作ったのがこれです。
<材料:表=ベビー用冬物カバーオール(ベージュで手足が白のモコモコ素材)、
裏=ベージュと黒のチェック柄ニットワンピース、綿、木のボタン>

作り方は基本、長方形に切ってミシンで縫い合わせて表に返して綿入れるだけです。
白い部分はベビー服の袖の縫い目をそのまま流用して、まっすぐな筒になるよう切っただけ。
いつも通り、布端の始末?そんなもんはしねえ!!! がモットーです。
そんな毎日洗うものじゃないし、洗う時はネット入れるか手洗いするからいいの!


で、これを部屋の中で巻いてたらかなりあったかいぞ、ということに気づいたので
もう少し動きやすいものが欲しいと、ちょうど新生児サイズを脱却した
次男のベビー服をザクザク切って、ネックウォーマーを作ってみたのがこちら。
<材料:表=アウターの冬物カバーオール(フードにクマ耳がついた白のモコモコ素材)、
裏=こげ茶色ノースリーブニット、飾りポンポン=オレンジ色フリース>

作り方は、ベビー服の胴体部分、およびノースリニットの胴体部分をぶった切って
横長に開いた状態にし、中表に重ねて上と下の二辺をミシンでダーッと縫って筒状にしたら
表に返し、ベビー服のスナップが外に出るようニットの端を中に折り込んで
手縫いでまつる。最後に折り込んだ縫いしろ部分を押さえるように
ぐるりと一周ミシンで縫って完成。

書き方が大雑把ですみませんが、そもそもこれ読んで私もやってみようなんて奇特な方が
存在するかどうかもわからないのに、手順解説図まで描こうとすると
いつまでたってもブログ更新できないんで諦めました…
つまり、ベビー服の外周とスナップ留めの部分をそのまま使い、
ニットを裏地のようにつけた感じです。
こちらが着用したところ。
上がスナップを全部留めた状態で、下がスナップ1個だけ留めて肩にかけた感じです。
アウターの外周そのままだと、首に回したときスヌードっぽくゆるゆるなので
背中の真ん中から縫い縮めてもっとタイトに作った方がネックウォーマーらしいかも。

あと、飾りとして付けたオレンジ色のポンポンは、正月用もちぐるみの上に乗っかってる
橙と同じ生地&同じ作り方であります。
赤子を抱くと、このポンポンにものすごく集中して遊んでくれます。


上記のものはわりと使いやすい感じの仕上がりでしたが、問題が一つ。
冬用アウターの生地だから、室内だとちょっと暑いんですよね。首が汗ばんでしまう。
そこで今度は、もう少し吸湿性や肌当たりのよい素材を使ってみました。
まずは男児服で…
<材料:表=フリースボーダー柄のオール、裏=ダブルガーゼ生地の水色のコンビ肌着>

それからもういっちょ、今度は女児服で…
<材料:表=厚手ガーゼ生地の花柄のオール、裏=ダブルガーゼ生地の薄紫のコンビ肌着>

どちらも作り方は同じで、中表に合わせて上と下をミシンかけて筒状にしてから
表に返して、ベビー服のスナップが外に出るように手縫いでまつり、
縫いしろをミシンで一周押さえて制作しました。
どうも私はコンビ肌着というやつをあまり使わないので、人様から戴いたりしても
ほとんど着ずに綺麗なままだった肌着を、無駄に捨てることなくガーゼ生地として
転生させられたのが嬉しかったです。


これで一応洗い替えも含め実用に足りたので、本当はデザイン的に
外出にも使えるぐらいのきちんとしたネックウォーマーを作りたい気持ちもあるんだけど、
春の足音が近いこともあって今シーズンはここで終了。


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これは経産婦なら誰でもある程度当てはまると思うんだけど
妊娠出産育児を越えていく中で、昔の服って、着られなくなっていくじゃないですか。
体重は戻ったようでも体型が変わったり、年齢的にこのデザインはもう無理かなとか。
同時に子供服が増えて、たいがい自分の服の棚卸し大処分を行わなきゃいけなくなる。

私の場合はその断捨離ブームと、育児中ろくに動けない中でもできる
趣味としての手芸が合体し、最近は古着古布のリサイクルばかりしています。
たまに行く古着屋もね、洋服としてみるとカスみたいなもんでも、手芸素材としてみると
宝の山だったりするから面白いんですよ。かわいいボタンが8個もついて200円!みたいな。

まー本来貧乏症だからなんですけど!
実際の金額どうこうより「無駄にしなかった・得した感」を楽しんでいるだけなのかもしれません…

2014年3月16日日曜日

おけしょうおもちゃ

娘4歳のために、フェルトで作った化粧道具のおもちゃセットです。

全部収納できる専用ミニバッグも作ったので、持ち歩きに便利。
というかちゃんと収納しないとすぐケバケバの汚らしい外見になり、いつの間にか散逸して
部屋の隅でホコリまみれになるのがフェルトものの宿命である…!


そもそもの発端は、私が外出のため久々にきちんとメイクをしたことでした。
娘はメイク道具に興味津々で真似したがるんだけど、
あいにく私自身がさして手の込んだメイクをしないのと、既にいい年齢なこともあり
入念にクリーム塗ったり眉毛を描いたりコンシーラーをトントンしたりと、
ババアの肌年齢ごまかし化粧を、娘が楽しげに真似する姿が哀れを誘い…。
その後風邪をひいて休みが続きヒマそうなのを見て、せっかくなら女児が好きそうな
カラフルでラブリーな化粧道具をあげようか、と。

実際に塗れるメイクおもちゃは色々あるけれど、それは娘には
まだ早いなと思ったので、フェルトで作ることにしました。
以下、原料はほぼ100円ショップのフェルトと、アップリケ用フェルトモチーフとビーズ、
ゴムひもと綿ぐらいです。


まずは「くちべに」。
娘のリクエストで真っ赤なルージュ。蓋が取れます。


次に「ふぁんでーしょん」。
上下とも厚紙(らくがき帳の裏紙)を数枚重ねて入れたのでしっかりしてます。
閉じ口はボタンではなく、ビーズにゴムひもの輪を引っ掛けるタイプ。
ミラーは厚紙の表面に折り紙の銀色を貼り、フェルトで挟んでステッチでとじて作成。
パフは、新生児用もこもこアウターのクマ耳をバツンと切って丸く整え紐を挟んだだけ。



続いて「あいしゃどー」。
これも厚紙入りで、上の厚紙には銀の折り紙、下の厚紙にはフェルトをボンドで接着してます。
チップは爪楊枝の先端を落として、それを芯にフェルトをぐるぐる巻いて作成。
すぐ失くしそうだったので、このあとゴムひもでシャドー本体に接続しちゃいました。



それから「ねいる&ねいるちっぷ」。
セットに小瓶をつけたくて、化粧水や香水と迷った結果これにしました。
ネイルボトル下部は丸と台形を縫い合わせただけだと
綿の内圧で底がコロンと膨らんでしまったので、
瓶底の真ん中から上へ数回針を通して糸をギューッと引っ張り
底の中心をへこませることで、グラつかず自立するようになりました。

フェルトを切っただけのネイルチップは、クリアファイルにボンドで接着して
手指に透かして当てられるようにしたんだけど
すぐにポロポロ取れてしまったので、細いゴムなどで指輪形式にできないかと画策中。


そして、制作途中で娘のリクエストが入って急遽追加した
「はーとのつけま、つけまつけるモデル限定ケース」。
きゃりーの大ファンである娘が、どうしてもつけまつげが欲しいというので
『つけまつける』の衣装をモチーフにフェミニンな薄紫のケースにしました。
大きな立体リボンをドーンと乗せて。フェルト製でも黒だとちょっと高級感ありますね。



最後に、残ったピンクと赤紫のフェルトを使い切った「ミニてさげバッグ」。
これは絶対に振り回したり擦れたりするから、ある程度強度がないとすぐ壊れると思い
同じフェルトでちゃんと裏地を作って、縫いしろが内側に出ないようにしてます。
(外表に重ねて、口の部分をブランケットステッチで接続)
取っ手は4枚厚に折ったフェルトをぐるりと輪になるようつなげて
袋の脇に付けたらできあがりー。袋の口はスナップで閉じられるようにしました。




フェルト裁縫は、布端のほつれ始末がない所は普通の布より楽だけど
ただ無心でちくちくと小さな針でブランケットステッチしていくのが好きな人向けですね。

ただ私の場合、型紙をひかず脳内に浮かんだ形を一発で制作したいタイプなのと
作りながら「もっとここをこうしたい」と思いつきで形を変えたり、
縫ってる途中で布を切ったり追加したりできるのが大きなメリットであること、
それに小さい子がいるとミシンを使う時間を取るのが大変なので
いつでも数針ずつでも進められるフェルトの手縫いは向いてるなーと実感しました。
これからしばらく、おもちゃ作りはフェルト集中キャンペーンになりそうです。


(しかし作るだけ作ってブログに乗せてないものが多いな…ぼちぼち更新します)